きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*ただ言いたいだけ*

 

母から聞いた父の私に対しての暴言を思い出せば思い出すほど、悲しい感情から怒りに変わってきました。

 

私の父が私がどうしようもないゴミ、クズ人間だと決めつけたのはおそらく、私がパティシエールになりたくて東京のパティスリーに修行へ行ったけど、厳しすぎて病んでしまい、すぐに辞めてしまった辺りから

 

父が勝手に「あいつは何をやってもすぐに諦めるどうしようもない人間だ、お父さんがお前の父だって言うのが恥ずかしいよ」と決めつけて、完全に固定概念ができてしまったんだと思います。

 

なんで?父の弟さんも専門学校に高いお金を払って入学したけど合わないって気付いて、途中で辞めて今では専門学校で勉強したことと全く別の職業で自分のやりやすい仕事を見つけて、一生懸命頑張ってるくらいだから、

 

たしかに、私は小さい時からパティシエールになることが夢でしたが、どんな職業にしても、やってみる前に想像していた厳しさと実際に働いてから知る厳しさにギャップが生じるのは当たり前だと思うんです。

 

だから、必ずしも始めたやりたくて勉強したからからといって、絶対に始めにやりたかった職業につかなかったら間違っているわけではないですよね。

 

多分、父は半分父の反対を押し切って、関西まで出てきて、膨大な学費と時間を費やしたのに、諦めるなんておかしいと言いたいんだと思います。

 

そりゃ、どう考えても時間とお金が無駄になったかもしれないけど、私はパティシエの学校や職場で出会った人達や行かなかったら身に付かなかった知識は無駄ではないはずです。

 

だって、学校やお菓子のお店に行っていなかったら、製菓業界の裏事情を知ることはなかったし、味覚に敏感な舌を持つことは出来なかったし、そもそもお菓子を作る工程や出来上がって人に食べてもらった時の喜びを感じることはできなかったと思います!

 

今興味を持って、自分なりに調べたり本を読んだりしている"心理学"や"精神医学''がこんなにも面白いものだと気づくのがここ1.2年の話なので、もっと早く気付いていたら別の道に進みだしていたかもしれないとつくづく思います。

 

でも、私が作ったお菓子をたくさんの方々に食べてもらって「君のお菓子は本当に美味しいから、また食べたい」って言ってもらえたのは、パティシエになりたかった過去の私がいるから、感じることができた大切な時間です。

 

たしかに、もうあの業界に戻るには怖すぎて、働くことはありませんが、趣味でなら学校に行く前の自分よりかは確実に美味しいお菓子を作れるので、また周りの皆に食べてもらって、人を笑顔にしたらいいじゃん。

 

お菓子は趣味で楽しんで、これからは私の今まで生きてきた中で感じた生きづらさを生かして、仕事に役立てるようになりたいので、次の夢は絶対に何がなんでも諦めません!

 

お父さん、見てろよ。私だって、やるときはやるんだから。

きちんと資格も取って、精神保健福祉士として定職についたら、「お前は本当に何もできない、どうしようもない人間だ」なんて言わせないんだからっ。