きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*この本すごいや〜絆の病②〜*

 

最近、私のブログのアクセス数が下がった辺りから「こんなに書いたって、長い文章だし毎回書いてること似てるからその内だれも読みに来なくなるだろう」

 

って、勝手にアクセス数のせいにして、なぜか悲観的になっていたんです。

 

まあ、頭の中がこうやって文章に表せる以上に騒がしかったり逆に、同じ一つのことだけを頭の中でぐるぐる考えたりしていたこともあって

「観てくれてる人はいらっしゃることはいらっしゃるけど、もうちょっと前みたいにたくさんの人に観られてないから、たくさん記事を書いても意味がないような気がする」

 

っと、半分自暴自棄な状態になっていたんです。

例えば、学費の為に働いてます!とか、珠算検定を受けたいからそろばん教室に通い始めます!とか、心理学検定を受ける為に勉強を始めます!そしてその全てに頑張ってます!みたいなことをここで言ったとしても、他の人からしたら「だからそれがどうしたの」って思うことでもあるから、私一人で張り切っているのをただ見せているだけなんじゃないかって…そう思い始めていたんです。

 

 

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でも、この岡田尊司先生の「絆の病」を読んでいく内に自分は自分だし、〜でなければいけないという判断価値で自分を見つめる必要はないんだということが分かってきたんです。

 

本の中で咲セリさんも言っていたのですが、「死にたい」って思うことは悪いことじゃない「疲れた」って思うことがいけないことじゃないって自分のどんな些細な感情も受け入れるようになったら、自分の心が落ち着いてきたんだそうです。

 

 

セリさんは境界性パーソナリティ障害と診断されるくらい大変な過去があるけれど、私達みたいにすぐに「死にたい」ってなったり「こんな自分はダメな人間だ」って思うような1か100でしか物事を考えられないっていう部分がある方はたくさんいらっしゃると思うんです。

 

仕事でちょっとミスをして人に迷惑をかけただけで「自分はやっぱりダメな人間で、周りに迷惑をかけないと生きていけない人間なんだ」と考えるのは境界的な考え方だそうで、周りにとって悪いことが起きたとしても、自分の全部を否定するのではなくそんな自分も自分で受け入れることが大事なんだそうです。

 

 

ミスをしても「ミスして迷惑かけちゃったけど、このミスで自分が気を付けていない部分が分かったからこれからは気をつけよう」って考えるようになったら、自分を自己否定だけして終わることが減っていくんだそうです。

 

 

このように、私自身は境界性パーソナリティ障害と診断さるくらいまでの重度な考え方などに偏りがあったり、感情の起伏が激しくてその都度周りを巻き込んでしまうとかでは決してないけれど、偏りすぎた考えや自己肯定感がある程度高い人達に比べたら、境界性パーソナリティ寄りではあるので、この本はすごく私の為になる本です。

 

 

それこそ、認知行動療法のやり方を示してくれてるみたいで、ありのままの自分の受け入れ方など、私自身も共感できるエピソードと共に紹介してくださっているので、とても勉強になります!

 

まだまだ自分自身を認めることができない自分のために、この本を読んで自分の思考として取り入れたいと思います!