きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*愛情飢餓*父からの理解と説得

 

昨日の診察で、先生に相談してきました。

 

どうして、異常なまでに寂しくなったり、人にしがみつこうとするのか?を聴いてきました。

 

今みたいな情緒不安定の状態で人と付き合ったら、私の心の根底にある''愛情飢餓''により付き合っている間も常に''見捨てられ不安''がつきまとうことになるんだそうです。

 

私もそれは自分でもよく分かります。つまり、どんなに優しくて、我慢強い方と付き合ったとしても、常に''見捨てられ不安''が心から消えない状態が続くんだと思います。

 

もしも今の精神状態で大切な人と付き合ったら、信じてるはずなのに「いつかまた見捨てられるかもしれない…」と付き合ってもらってる側なのに、余計に見捨てられ不安が大きくなるか、その見捨てられ不安に耐えられなくて、付き合ってる人には気付かれないように自傷を繰り返すか…という、どちらにしても良いことではないです。

 

しかも、付き合った相手が、振り回されて、ただただしんどくさせてしまうだけなので、相手からしたら迷惑でしかないですからね。

いや、本当に。

 

だから、私、考えました。

そもそもどうして、愛情が飢餓しているのか。

 

それは、やっぱり「成長するにつれて父親に見放されていき、父親に愛されなくなって、父親から娘として愛されたかった」それを埋めるくらいの愛情を欲しているから、人と付き合ってる間もずっと「父親みたいに見放されるんじゃないか」と思ってしまうのかもしれません。

 

 

先生曰く、境界性パーソナリティ障害当事者のほとんどが、親からの愛情不足な女性が多いんだそうです。

 

私は本当にひどい家庭環境で育った方々よりはかなり恵まれているとは思いますが、思春期を過ぎた辺りくらいから父親が弟達には手をかけたり、可愛がってるのに、私はいつも「お前は〇〇と違って、どうしていつもこうなんだ?もっとよく学習しろ、学習を!」って言われた覚えが多々あります。

 

同じ男で、同じようにゲームが好きで、野球も一緒にやるくらい仲が良い父と弟が羨ましかったのと、弟と常に比べられてたことが悲しかったのもあるんじゃないでしょうか…

 

 

岡田先生の''境界性パーソナリティ障害''という新書にも書いてありましたが、境界性パーソナリティ障害の人は、本来親や家族など身近な人からもらうはずの愛情を付き合った人に求めてしまうんだそうです。

 

だから、境界性パーソナリティ障害ではない人のような良好でお互いが楽な距離感で付き合うことが難しくなるんだそうです。

付き合ってるパートナーからしたら、「恋人として十分な愛を伝えてるはずなのに、それでもどうしてこんなに求められるんだろう」と疑問と不安を抱いてもおかしくないですよね。

 

このままでは、付き合ってなくても付き合ってもらったとしても、相手を振り回しては毎度困らせてしんどくさせて…の繰り返しだと思うんです。そんなんではダメです。

 

だから、どうにか少しずつでも克服したい!

もう、大切な人を本当に大切に守って支えれるくらいには強くなりたいから!

 

私がその方の最期まで支えて、少しでもその方の人生の中にある「しんどさ」を半減できたらいいなと考えております。

 

よし、境界性パーソナリティ障害の人に向けた認知行動療法は何があるかを来週の診察の時に主治医にきいてみます!

前向きに治療を進めていきます!

 

そうだ!まずは障害に理解がある父方の祖母や父の兄弟に手帳をとれたことや、精神科で電磁治療をやったこと、薬物治療と精神療法で通院を続けながら自分の障害の特性や症状を理解した上で前向きに頑張っていることを伝えに行ってこようかな。

そこから、祖母が次に父と会った時に、「きぃちゃんは、あの子はあの子なりに一生懸命頑張ってるから、自分の娘に対してそんな言い方しなくてもいいんじゃない?」って軽く話をしてもらうようにお願いしようかな。

 

直接はまだ父に面と向かって、手帳を持っていることや精神科に通っていることを言って「そんなの甘えだ、ただ自分を障害者扱いしたいだけだろ」みたいなことを言われて、耐える強さと心が折れる覚悟はないので…

 

よし!来月にでも手土産を持って、おじいちゃんのお仏壇に挨拶するのも含めて行ってきます!

優しい優しいおばあちゃんなら、障害と前向きに向き合いながら、できる範囲内で頑張って働き続けようとしてることを理解してくれるはず!

 

そしたら、私は一人じゃないし、先生や先輩以外の身近な人にも理解してもらえていたら、私の中の愛情飢餓状態が薄くなり、情緒の安定につながると思ったんです!どうでしょうか…?