＊自己否定感＊

一年前のボーダー気質気味な私(何か不安なことがあって鬱々してきたらすぐ自傷したい衝動にかられて自傷を繰り返す状態)に比べたら、かなり自分は落ち着いたように感じていますが、やっぱり私は自分が嫌いです。

主治医や先輩は私にも私にしかないいいところがあるって、よく褒めてくださるので、もしかしたら私にも人として自分で認めてもいいところがあるのかなって考えることはあります。

優しいように見えて、自分のことばっかり考えて、周りのことが見えなかったり、人一倍こだわりが強すぎるせいで、私と関わってくれる方々や友達を振り回しちゃうし、

マニュアル通りの仕事はできても、答えが分からないことにはどうしたらいいのか分からなくて失敗ばっかりしちゃうし。

昨日も記事で書きましたが、自尊感情を育てるってすごく難しいことだと思います。

自分の分かってる良いところは受け入れることができても、自分の悪いところをピックアップしては「本当ダメだな」って受け入れることができないんです。

良くも悪くも昔は、うるさいくらい明るかったんだけどな…いろんな人と関わるといかに自分が劣っているかが目に見えて分かるから、人に迷惑をかけないようにって小さくなると、だんだんと大人しい人間から暗くなっちゃうんですよね。

父にも「お前はダメな人間だ」って見放されてるし、明るくて前向きで人のために考えて動ける人間になるのは難しいのかな。

皆さんはどうやって、自分自身を受け入れて、認めて、少しでも自分を好きになろうと努力されましたか？

あ、でも最近一つ私の良いところが分かったんです。

私は人の話を聞いて、否定しないで全てを噛み砕いて受け入れようとしているところがあるんだそうです。

精神疾患持ちの友達と先輩が教えてくれました。

私にそんなところがあったなんて、知らなかった。私、きちんと人の話を理解しようとしてるんだ。これも主治医の先生との精神療法と脳に電磁波を送る治療のおかげで多少は落ち着き出したのかな。

先生だけじゃないな。先輩や精神科に入院してる友達が、本当のことを私に面と向かって良いことも悪いことも、全て私に「ここはこうだよ」って教えてくれた大切な人達がいるから、今、私は落ち着いて人の話にきちんと耳を傾けることができるのかなって思っています。

せっかく気付いていただいたので、無駄にしたくない。私には悪いことばかりではなく、ASDの特性によって見方によっては良く見えるように変えることだって可能なのではと思ったりもします。

そうだ！まだまだ私のASD.ADHDな人だから抱えている困難をたくさんの人に知ってもらって、発達障害の人が悪いだけじゃないことを伝えていくこともしようかな。

私にはわたしの色がある。目には見えない人とは違う部分があるけれど、主治医や周りの方々のおかげでそのマイナスでしかなかった特性をプラスに変えようとしているので、私は私の特性をしっかり理解した上で人にどう接したらいいかを考えていこうと思います。