きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*相手への思いやりとは*

 

最近、ずっと同じ職場の人生の先輩に、「きちんと寝れてるか?」「きちんとご飯を食べれてるか?」と自分や親のことだってあるのに、すごい気にかけてくださるんです。

 

先輩は早朝から夜遅くまで休みなしで働いてしんどい上に、家に帰ったらお母さんのことも心配されてて自分の時間がない状態なのに、私のことまで気にかけて話を聞いてくださったり、声をかけてくださるので、こんなにも相手を思いやることができる方と出会えて本当に感謝の気持ちしかありません。

 

私のことを深く知らない人からしたら、もしかしたら優しい人に見えるかもしれません。でも、深く付き合うと分かるのですが、本当に相手を思いやって相手の立場になって物事を考えて行動することはできていないので、私も自分のことはそっちのけになるくらい相手のために行動できる人間になりたいと思うようになりました。

 

そうすることによって、私と同じように頑張っても頑張っても生きづらさを抱えながら、生きること自体がしんどいと感じている、心に闇を抱えた方々の気持ちを少しずつ知ることができ、心に寄り添うことができるようになるんじゃないかなって。

 

私が将来やりたいことは、精神科に入退院を繰り返していたり、生きづらくて毎日''消えたい''と自己否定しながら生きている人達を少しでも「自分だからできることがある、自分ももっと生きたい」と思えるように導いていくお手伝いと考えているのはご存知かと思います。

 

親や周りの人は自分のことを否定するばかりで誰にも自分という人間を受け入れてもらえない、自分は周りに迷惑をかけるだけの生きていてもなんの価値もない人間だから、できることなら綺麗にいなくなってしまいたい…そう思うような方々は根は真面目で優しくて一生懸命に生きようとしている方ばかりだと思うんです。

 

そんな世界に一人しかいない素晴らしい方々をどうにか救って、生きることを諦めないで前を向いて生きていけるように、少しでも力になれることがあったら私でもその人達のために自分の「消えたい、希死念慮」がある部分を逆に強みに変えて、人のために生きていきたいんです。

 

そのためには、私自身の特性によって何ができて何が健常者と同じようにはできないから、自分なりの工夫をして生き方を見出さないといけないかを理解することから始めたらいいのどはないかと考えたのです。

 

今日はメンタルクリニック通院日なので、来月に再度発達障害の人が受ける知能検査「WAIS-Ⅱ」で私はどういうところに偏りがあるのか、どういうところが人よりももっといい部分を伸ばしたらいいのかを知りたい!と主治医に話してきます。

 

あ、ちなみに来月に認知のゆがみや人格の偏りを知ることができる心理検査の「ロールシャッハテスト」を受けることが決まりました。

 

自分で自覚しているのはどんなことにも恐れて自分からバリアを張って人と関わること自体を避けようとする「回避性」と自尊心が低く自分に自信がないから自己否定感が強く見捨てられることが怖くて、感情の起伏が激しく、人との距離感がつかめない、衝動的に自傷行為に走ってしまう「境界性」な部分があることは分かっているので、検査でもっと明確に自分を知ることができたらいいなと考えたんです。

 

今日は先生に食欲が戻って、体重計に乗る回数が減って、野菜以外も少しずつ食べたいと思えるようになったことを伝えて、先生を安心させてきます。

 

大丈夫。私も少しずつ変われるはず。