きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*私の主治医*

 

昨日は週一回のメンタルクリニックの通院日でした。

 

予約時間が午前中だったため、家を出遅れてしまって少し遅刻しちゃったのですが、先生は私がいつもと違う時間だと遅刻することを分かっていたようで、わざわざ1時間も私のために診察時間の枠を取ってくださってたんです。

 

もうね、流石。2年の付き合いだから、先生は私の特性をよく分かっています。

そりゃそうか。相手は心のお医者さん、心のプロだし、私が信頼してる主治医なんだからね。

 

だから「きぃさん、今日こそは、ゆっくり話せますよ」って言ってくださったから、不眠について聞き出したら、そのまま睡眠外来とはどのようなものかを聞いていたら…

 

いつの間にか、私の興味があるからと、精神科医についての話に盛り上がってしまったんですw

 

私「え?!大人の発達障害を専門としたメンタルクリニックがあるんですか?そんな専門的に発達障害だけを診てくれる精神科なんてなかなかないから、めちゃくちゃ人気なんじゃないですか?」

 

主治医「はい、山口先生のところは開院して5年になるのですが、初診を受診する前に、電話で受診の合格か不合格かを伝えられるんです。

そこから、予約して2ヶ月待ちになります。

ADHDの方なら薬物療法ASDなら30分間じっくりと精神療法で患者さんとお話しして、改善策を伝えていくんだそうです」

 

そこからもその精神科医でありながら、自分自身もASDと自覚されてるかなり個性的な山口先生のお話で15分くらい話していましたw

 

そんな精神科医、絶対、私みたいなASDでありながらもADHDも併発してる患者の生きづらさが分かるから、めっちゃいいじゃん、会ってみたい!って思いました。

 

ただ、私の主治医のK先生と違って、「あなたはこうところはこうだから、その部分が強く出てるから、こうしなさい!」とズバッと言うから、ハッキリと言われるのが苦手な患者さんは通うのをやめるんだそうです。

 

へぇ。そんな独特な先生、面白そう。私、その先生が発達障害について論文や本でも書いたら読んでみたいくらいですもん。

すごいですよね。自身がASDだからと、その知能の高さや偏った考え方や、こだわりの強さを生かして、サラリーマンから精神科医に変身を遂げてるなんてさ。

 

ほんとに賢くて、自分の''これだけがやりたい''ってこだわりが強いからそんな専門医になられてるのかなって、より精神科医という存在や、精神医学に興味を持った昨日の診察でした。

 

あ、そうそう。

私、大阪には同じショーパブで働く一人の先輩とたまにご飯に行って遊ぶくらいで、大阪には精神科に入院してる友達以外に友達はいないんです。

だから、いろんな服を着て、お洒落なコーデをすることをすることを楽しんでいるのですが、着ていく機会がないので、私がお洒落をするのはメンタルクリニックに行く時がメインなんです。

 

うん。仕事場にはお洒落してくもんじゃないし、私の服装の変化を見抜いてくださる主治医からの言葉が嬉しくて、クリニックに行く日は普段よりも可愛い服を着て行くんですw

 

逆に、ものすごく疲れていて、気分がどっと沈んでいる時はお洒落をする余裕はないので、いつもの仕事の時と同じシンプルな服で行くと、先生が「あれ、今日はいつもみたいな服じゃないので、今日は元気ないのですか?」って、感情の変化にも気付いてくださるんです。

精神科医ですからね。見た目の変化からの心の変化にはよく気付かれるのでしょうね。

 

私は、今のこの35歳で医師歴10年の優しくて患者の話を一生懸命に聴いてくださる精神科医に出会えて、本当に良かったと常日頃思っています。

 

前のクリニックみたいに、何でも医師の決め付けだけで話を進めて、患者のペースに合わせてくれない、薬だけを多種多量処方する精神科医とは違います。

お金と時間はかかりましたが、あの「薬を使わない鬱.発達障害治療」というネット広告をクリックして、新宿ストレスクリニックに通って、今の主治医に出会えたことは私にとって、私を変えてくれるきっかけを作ってくださった偉大なる主治医です。本当に感謝しかありません。

 

これからも、時には口をすっぱくして同じことを注意し続けて、アドバイスしてくださる主治医と一緒に前向きに治療を続けていこうと思います。

 

あ、ちなみに私の主治医はうつを専門とした精神保健指定医です。

うつを根本から治療されたい方は私が先生を紹介しますよ。