きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*自尊感情とは*

 

私は今日から2ヶ月間、''介護職員初任者研修''という介護職の入り口となる資格取得のためにスクールに通います!

 

そこで、今日は人権についての授業を受けました。

 

そこの内容にある「自尊感情」について記された文章が、今の私には重く聞こえました。

 

自尊感情(自分の悪いところも良いところも受け入れた上で自身を認めること)が低いと相手を大切に思いやることが難しい。』

 

これ、私のこと言ってる。そうか、自分自身を認めれてないから相手を思いやることが困難になるのか、と私が人を思いやることが欠けてるそもそもの原因が分かりました。

 

自分が嫌いな私にはとって、その言葉が真っ直ぐに私の心に響きました。ありのままの自分を受け入れて、認めるって本当に難しい。

それじゃ、介護の現場に入っても、なかなか信頼関係を築くためのコミュニケーションをとることがかなり困難だと思います。

私の場合、特性でもあるからな…時間かかってでもコミュニケーションの壁をのり

 

それと、人が一人の人として、個性を尊重しながら生きていくことが大切だと書いてあるのを読んで、一人一人が違って当たり前。

だから、誰がいちばんしんどいとか、偉いとか、苦労してるとか、すごいとか、かわいそうとか…人と人を比べるものではないので、その人その人で基準が違う。

 

みんな違って、みんないい!っていいますからね。他から見て頑張ってるように見えなくても、その人の中では頑張ってるならそれに正解不正解はないんだなって、改めて気が付きました。

 

講師の方が18歳の時の交通事故により、下半身不随になり自殺したかったけど、それからたくさん考えて、今では身体障害者であることをアピールするくらい、自分を受け入れて幸せに暮らしているとおっしゃっていました。

 

その話を聞いて、障害があるない関係なしに、生きようという気があれば、誰にでも幸せを感じて生きていけるんだなって、すごい心打たれました。

 

かわいそうとかそういうのではないけれど、こうやって当たり前のように歩いて、自分の意思で行動できて、働けて、お風呂に入れて、トイレに行ける。

それって、本当にありがたいことなんだなって、改めて自分の身体や今ある環境に感謝したいと思いました。

 

眠れないとか、常に快便で食べても太らないのにまだ体重を軽くしたいとか、今の自分の身体がどれだけ恵まれているかを分かっていたら、いちいち気にすることなんてないだろうな…って自分の身体が健康体であることを本当に感謝するべきだと心から思った今日でした。

 

自分がどれだけ自由で恵まれているかに気付けたら、自分が生かされてる環境が本当に素晴らしい環境なんだなって、狭い視野を少し広てみたいと感じました。

 

皆、どこにも同じ人はいない、一人一人がかけがえのない素晴らしい存在なんだね。