きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*私は子供でしかない*

 

私はまた私に対して優しく、深く関わってくれて話を嫌な顔ひとつしないで聞き続けてくれた大事な職場の先輩を傷付けてしまいました。

 

やっぱり、私が人と深く関わると相手を傷付けちゃうし、結局いつでも自分本位で、相手の立場になって考えることなんて1ミリもできていなかったのです。

 

ただただ、先生に自分の話だけして、いい部分かもしれないことと辛いことしか話さないで、自分の欠点を自分自身で見つめ直すことはできてなくて、ずっと逃げてきました。

 

そのことに、今回職場の仲良くしてくださってる方に教えていただきました。

 

人の目や、人にどう思われるかとか、人にどう思わせるかとかを気にするくせに、仲良くなって気を許せるようになった相手には、相手の優しさだけに甘えて、自分は相手に対して思いやったり、優しくできていなかったんです。

 

たぶん、今までそれくらい深く関わって、ダメなところもめんと向かって言ってもらえるような人に出会って来なかったか、それくらいの深い仲になることを避けていたんだと思います。

 

深く関わりすぎると、私が相手を無意識の内に傷つけるのはもちろん、相手からも傷付けられるかもしれないと思って、それにより関係が壊れることが怖くて趣味友や気が合う友達や先輩にしても、相手の深くまでを触れない程度でしか関わって来なかったんだって。

 

あ、そうか。私は仲良くなった人に対しても、自分だけが優しくしてもらいたくて、甘えさせてもらいたいっていう自分本位な考えばかりで、相手にも同じように相手を気遣ったり、自分と関わってくれている人が一人一人性格や考え方が違う人間であることを、きちんと理解していないで人と仲良くなろうとしていたんだと思います。

 

そりゃ、誰だって時と場合によっては自分を優先させることの方が多いでしょう。

 

でも、本当の深い仲の人なら相手が困っていたり、相手が自分を求めている時やそうでなくても相手から優しくしてもらって、自分に合わせてもらってる分、自分もそれ以上に相手の気持ちを汲み取ることができていなかったら、相手に対して優しくはできていなくて、ただ相手の優しさに甘えたり、自分のエゴを押し付けているだけにすぎません。

 

人は皆、性格や考え方が一人一人違って当たり前。だからこそ、職場の人や友達、仲の良い先輩、後輩、職場で関わるご利用者さんや、お客さんに対して、一人一人にあった違う対応ができて初めて相手を思いやることのできる優しい人になれるんだと気付きました。

 

私は本や、こうやって自分の意見だけを好き勝手にかけるブログやツイッターや、お互いの深い気持ちまでは気にしない趣味友同士の中でしか生きて来なかったせいか、人との関わり方、毎度お馴染みの距離感に対して何も分かっていなかったんです。

 

ただただ自分の中にある「いいかも」って思う考えだけで生きてきたから、相手に対して自分からも優しくする、相手に合わせることができていなかったんだと思います。

 

たしかに、振り返ったら、基本私から求めてはその要望に応えてもらうばっかりで、自分は相手の要望に応えたり、相手に合わせることは少なかったように感じます。

 

私の周りの人は、今までこんなわがままな私にどこまでもついてきてくれて、嫌な顔ひとつしないで私にかまってくれてる方々がどれだけ優しい人だってことにも気付きました。

 

だからこそ、私が優しさをもらってばかりではダメです。もっと視野を広げて、自分の考えや感情ばかりではなくて、時には相手の立場になって行動、発言することが大事なんですね。

 

一人一人に合った接し方をするには、常に相手の立場になって物事を考える。

それができたら、人との関わり方も変わってくるし、相手に対してもっと感謝することや、相手を思いやることができるようになり、相手を傷付けることはなくなるんじゃないでしょうか。

 

今のままでは、将来、精神保健福祉士として人を救ったり、手助けをすることはもちろん、誰かと付き合うというおおそれたことはできません。

 

周りの意見を聞いて、受け入れて理解しても、変わるのは自分でしかできないんです。

だから、これを機に人との関わり方、接し方、考え方をもう一度一から改めようと思います。

 

私の気付けていなかった欠点に気付かせていただけた先輩には、本当に感謝しています。

 

よし、相手の立場になることを意識したり、もっと心理学を学ぼうと思います。

そしたら、今は見えていないものがはっきり見えてくるのではないでしょうか。

 

もう、私は生きることや人と関わることから逃げたくないです。まだまだ失敗するのではないかと、怖いことばかりですが頑張ります。