きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*麻痺している*〜皮膚むしり症のリアル〜

 

皆さん、おはこんにちは。

今日は久しぶりに皮膚むしり症当事者だからこそ分かること、普段感じていることを書き綴ります。

 

まず始めに言っておきますね。

最近の職場環境、人間関係は特になんの不便もなく、もっと言うなら逆にコロナの自粛期間中だから朝と夜のお水系の職場で働いていない分、生活にゆとりができました。

 

うん、ここまで聞いたら、ストレスフリーに感じますよね?

私も悲しいとか、寂しい、辛いという鬱々として塞ぎ込むことはなくなりました。

 

毎日、朝と夜に自分の時間ができた分、きちんと自炊して夜ご飯をしっかり食べるようになったり、朝は早く起きなくていい分、しっかりと睡眠をとることもできていて、今までの荒れまくっている生活に比べたらかなり落ち着いて充実した毎日を送れているんです。

 

だが、しかし。

こうやって時間ができたり、心に嫌なことがなかったりしている時の方が夜に体操座りをして考え事をしている時間が多くなると、必然的に指の皮をめくり続ける時間が長くなっております。

 

っで、仕事に行く時や、手を消毒する時に痛い傷口を見ては後悔することの繰り返しなんです。

 

皮膚むしりを完全に治すために、シンプルなカラーのネイルをしようと思っていたのですが…

 

ネイルをしたら、今度は色がハゲてくるネイルが気になって結局、ネイルをして3日で剥がしてしまうし、指の皮膚をむしることはやめれないから意味がないということに気がつくんです。

 

親指と人差し指なんかは、表も裏もボロボロで何かの作業をする時、手袋をしないと皮膚がヒリヒリと痛む状態です。

 

しかも、半分無意識だから、いつ剥いて、今くらいのボロボロの指になったかも分からないくらい、傷口から出血していても気が付かないくらい、この皮膚が常にめくれている状態にして麻痺しているんだと思います。

 

もう26歳だし…いつまでも中学の時からの癖を続けているのを本気で治したいのですがね…

 

自傷癖がある人は分かると思うのですが、自分のやめたいって意思だけでは指はいうことを聞かないし、手袋や絆創膏で物理的に剥けない状況にしても手袋や絆創膏をしていない時は常に剥いてはボロボロになって、関節を曲げれなくなっている状況は続いてるんですよね。

 

癖って、そう簡単には治せないから、これは一生かけて治療していかないといけませんね。

 

皮を剥きたくなった時に、別の行動に変えてやる認知行動療法があるとよく聞きますが、私も同じように試してみたのですが、3日も続きませんでした。

 

そして、昨日はドラマを見てたら気にならないはずなのに、ずっと剥き続けて、また血が出るまで剥いていました。

 

皮膚むしりを知らない人からしたら、ただただ痛々しい指なので、30歳までには克服したいです。

まあ、難しいでしょうけどね。