*知らなかった感情*
今日、実は人にお金を貸してほしいとお願いされて、額がそこそこ高額だったけど、その人は困ってるし…困ってる人を助けないわけにいかないよね?
って、自分の中でもう一人の冷静な自分に問いかけていたんです。
そしたら、困ってる人を放っておくほうが酷いように思えて、もう一人の私の感情は
「いいの?お母さんに今月中に返金するって決めてたんじゃないの?今月は東京に行く予定もあるのに貸してしまっていいの?
また騙されて、お金がなくなってもいいの?
いつまで同じことを繰り返すの?」
って、助けるべきと思う自分と、騙されたらどうしようと怖がっている自分の感情が自分の中でぐるぐると交互に入り混じっていたんです。
それで、断って嫌われたくないしと弱い方の私が「分かりました」とオッケーを出したんです。
でも、分かりましたと言ってから、冷静で感情が欠けかけてる私の方が
「本当にこんな大金を誰にも貸したことないし、返ってこなかったら信じて貸した自分が悪いことになるんだよ?
しかも、すぐに返ってくるわけじゃないなら、信じていいのか?痛い目みても知らないよ?」
って、承諾した直後に返ってこなかったらどうしよう返ってこなかったらどうしよう…
「私は馬鹿で単純だから、騙されたってことが終わらないと気づかないんだから、お金が絡んでるのに人を信じていいの?」
って、私が私を客観視しだしたら、相手にはただ淡々と「いつ返してくれるの?」
「本当に返してくれるって約束できる?」
「私は信じてもいいの?」って感じに感情のかけらもない冷たい言葉をただひたすらぶつけている自分を客観視して、
「なんだろ…この感じ前にもあったような…お金が絡むと私って、優しい感情というものがなくなるんだね」
まるで表情を変えないロボットのように疑うことばり言っていました。
お金が絡むと、私じゃなくても人の人格、性格が普段とは90度くらいは変わっちゃうんじゃないでしょうか。
相手は困っていて助けるべきだと分かっていても、やはりお金が絡むと不安になってしまいますね。
っで、最終的にまたいつもの自己被害妄想を繰り広げて
「あー、そっか。私がこんなんだから頼られるんだ。こんな弱い私がいけないんだ」
って自己嫌悪に陥り、すぐに家に帰ってODしたいって欲がふつふつと湧き上がってきたので、まだ冷静に自分を止めれる内に、申し訳ないのですが、断りました。
そしたら、自分の中で「無理しないで断れたね」って言っていました。
まあ、これは私のように被害妄想と白黒思考が激しい人に起こりうるかもしれない感情の波でした。
自分を自分でセーブするっと本当に大事だと思いました。
だからもう、人とお金が絡むやり取りはしない方がいいと気付いた きぃ でした。