*先生とのお話②*
っと、①の内容の続きの前に!
いつも、先生とは精神科医やお医者さんについて興味がある私に、医者業界のことや、裏事情をちょこっと教えてくれるんです。
今日は、精神科医が個人でクリニックを開業するまでにかかる最短の年数を教えてもらいました。
「外科医は人間の身体全てのオペができるようになるまで10年はかかるから、開業したとしても40歳は超えているけど、精神科医は一人一人の患者と接する時間、1日に診る患者の絶対数が外科医よりもはるかに多いのです。
外科医だったら、大手術だったら一回のオペに12時間以上はかかるから1日にやる手術の回数も限られてきます。
精神科医は一人の患者にかかる時間は長く話したとしても40分だから、一日に接する患者の数は多くなります。
3年も勤めれば一通りの精神疾患を診ることができるようになります。
だから、そこから精神保健指定医の資格を取るのに1年はかかるから…早くても30歳にならないと開業はできませんね。精神科医で29歳の医師が診察してたなら、それは院長ではなくアルバイトですよ」
私がドクターショッピングをしていた頃に出会っためちゃくちゃ若い精神科医に、私がパティシエ見習いをしていた時で仕事内容が私の特性と合っていないから、しんどくて…って話したことがあったのですが、その先生になんの疑いもなく私が、自閉症スペクトラムと診断を受けていると言っているからか、効き目が強いとされている発達障害の薬「コンサータ」を出されたことがありました。
先生のアルバイトだって話を聴いて、納得できました。
知識が乏しい私の偏見ですが、コンサータは服用して12時間しか効かないから、効き目がなくなったらしんどさを感じる人もいたり、身体に薬が馴染むまで副作用もあったりすると聴いているから、患者が望んでいない限りそんな簡単に「コンサータどうぞ」と言わんばかりに処方薬ではないと思うんです。
だから、あんな意図も簡単に「コンサータを飲んで様子を観ましょう」とだけ言われたのかと理解しました。
いやいや、ちょっと待った。
毎回、薬をコロコロ変えたり、効き目が…って言ったら簡単に薬の量を増やす精神科医や、
毎回ロボットみたいに「薬の効き目はどう?眠れてる?」って同じことしか聴かず私が私の考えを話しても耳を傾けてくれない精神科医もどうかと思いますが、
初診の患者にアルバイトの精神科医に診てもらうことにクリニックもどうなんだ…と思います。
自分に合った精神科医と出会うのって本当に難しいことなのかもしれませんね。
私の主治医にも「先生のクリニックが開院するまでは、言い方は悪いですが、○クリニックで自由に薬を貰っといてください。先生のクリニックに通い始めてから、薬の量や種類はきちんときぃさんにあった量に調節しますから」
と言われたので、しばらくはODする原因にもなる薬を一気に一ヶ月分をまとめて処方してもらう形はしばらく続きそうです。
ヤバっ。また話し始めたら、長くなりすぎましたね。
次の記事に続きます。