きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*ASDな私が気をつけていること*

 

このブログを読んでくださってる方々の中には、検索キーワードにヒットして読みに来てくださっている方もいらっしゃると思います。

 

 

そこで、いろんな方に軽度とはいえ、同じように発達障害や、何かしらの精神障害人格障害などがあったり、診断はされていなくてもそれに近い性質があるせいで生きづらさを感じている人に向けて、不器用な私でもできるようになった改善した性格をご紹介します。

 

 

もともと、

*人の話は聞かないし、

*自分の言いたいことだけを一方的に早口で話したり、

*自分が言いたいと頭で思いついたことは、相手が聞いたらどう思うかなどは考えずに、ズバッと言ってしまって相手を傷付けてしまう

*相手の立場を考えないで自分勝手に行動する

*何か失敗したら、すぐに言い訳したり揚げ足をとったりして、人のせいにして自分を守ろうとする

*自分が悪いことを認めてないから、感情のこもっていない「すみません」の繰り返し

 

これが今まで私がやってきた、人に対してやってきたマイナスな点です。

 

とくに精神科に通い始める前までの23歳くらいまでは、上記に書いてあるまんまの特性が目立っていたのでよく友達や同じ職場で働く先輩や後輩を困らせたり、迷惑をかけては面倒をかけたりして、本当にどうしようもない状態でした。

 

同じ職場の人からしたら、仕事もできなければ、まともにコミュニケーションも取れていない、でも悪い人じゃないからクビにもできないし…っと言った感じだったのではないでしょうか。

 

同じASD持ちだったり、ADHD持ちの皆さんも同じような経験をされたことがある方は少なくないと思います。

 

そんな自分勝手で、相手の立場や気持ちを一切考えないで、挙句自分の失敗を人のせいにしていた私が、相手のことを考えて行動できるようになったのには理由があります。

 

「自分と相手は違う人間だから、相手がどう思うかは推測しても分かるわけがない」

 

というように考えるようになったのと、

 

「相手がいるから自分が自分でいれるのだから、相手を傷つけるなんてもっての他。相手の方が大事。自分以外の相手には優しくする」

 

って考えるようになったら、絶対にいつもというわけではないですが、何かを言葉を発する前には一旦自分の中で溜めてから、相手に伝えるようにすることを意識すると自然と相手を傷付けることは減ったと思います。

 

とはいえ、自分が本当に分かって欲しいって思ってることを伝える時は、今までと変わらず早口で相手に話させる隙を与えないくらい「わーーーあ」って一方的に話してしまうので、まだまだ改善しなくてはいけない私の課題点はたくさんあるので、自分で直していきたいです。

 

 

一番初めに通っていたメンクリの先生に自閉症スペクトラムと診断された時は生きづらさの原因が分かって嬉しかった反面、「発達障害の私はこれからも周りに迷惑をかけながら生きていかないといけないの…社会不適合者な自分が生きている意味なんてない」って極端にマイナスな考えをしていました。

 

でも、人とはちょっと違った考え方や感覚があるのならマイナスな面も捉え方によってはプラスにも変えれるんじゃないかと分かれば、その時よりかは前向きに生きれるんじゃないかと気付きました。

 

 

だから、私と同じように人とは違った部分が目立ってしまって生きづらさを感じている方も、少しずつでも「自分にはこんないいところがある」と自分を肯定して少しでも生きることが楽しいと感じるようになれたらいいなと祈っています。

 

 

私も人に迷惑をかけてばかりいる自分が嫌になって、何度も自分を傷付けたくなって弱音ばかり吐きますが、少しでも自分のことを好きになって生きることを楽しいって思えるようになるよう頑張ります。