きぃの思考回路〜不安.不眠と共に〜

ADHD.ASD.皮膚むしり症当事者による日常日記

*消えない記憶*〜性嫌悪症・ノンセセクシャル〜

 

またまた、どもっ!

またお前かよってwまあまあ、今日もあと少しだけお付き合いしてやってください!

 

この記事の内容は、私が一番書きたくて、まだまだこういうタイプ、生き方をしている人間もいるんだよってことを伝えたくて書かせていただきます!!

 

 

自己紹介ではお伝えしていないと思うのですが、私は20歳の頃からノンセクシャル(Nonsexual)非性愛者です。

 

非性愛者とは、恋愛感情を持って人を好きになって付き合うことはできるけど、恋愛感情の中に性的欲求は入っていないという性的指向の人のことを言います。

 

ちなみに、私のセクシュアル(性的指向)はLGBTQIAの頭文字 L のレズビアンでもあります!

 

レズビアンだと自分のセクシャルに気付いた理由、エピソードはまた別の記事で追い追い語らせていただくとしましょう。

 

そこで、皆さんも少し疑問を抱かれたのではないでしょうか?レズビアンで女性のことを性的にも好きだから恋愛対象なんじゃないの?って。

 

 

私も当初、レズビアン寄りのバイセクシャルだと気付いたばかりの時は女性に対して、付き合ったら彼女と性的なことも含めて付き合いたいな…女の子同士って柔らかさと安心感しかないじゃん!!って、

 

ビアン界隈に入ったばかりの18.19歳くらいの頃は良く地元のレズビアンバーや、ビアン掲示板で知り合った女性と性的な行為を行っていました。

 

むしろ、同性である女の子を自分の手で気持ちよくして抱きたいという、レズビアンでタチ(男女のHでいう男側)さんやタチ寄りリバ(男女のHでいう男側にでも女側にでもなれる人)の方は私と同じような願望を抱かれている方が多いのではないでしょうか?

 

 

今では考えられませんが、そのわかかれし時はタイプの女の子やお姉さんを見かけると「あの娘美味そ...」と思ってた時期があったくらい、同性である女性に対して変態そのもの、性欲もそれなりにあったんです。

 

あ、今ので引いてしまった方も、この後が大事なのでまだこのページを離れずにこのまま読み進めてやってください!!

 

そして、大阪で一人暮らしを始めてミナミにも近いのでレズビアンのクラブイベントやバーでのフリー限定オフ会にもよく行っていたんです。

 

そこで知りあったバイネコのお姉さんと、気が合うからとオフ会後の昼間にデートをしました。

 

そしてその一週間後には、私の家で泊まりで遊びに来ないかと私から誘ったんです。

 

今思うとこの日の出来事が私がノンセクシャルに気付いた?なった原因の一つだったのではないかと思うことが起こりました。

 

それは…夜、そのお姉さんと私のロフトベットの上で一緒に寝たことにより始まりました。

 

「ねぇ、ムラムラしてきちゃった。触って?」

 

と言われ、私はHをする為に泊まりで呼んだわけでもないし、同じベットで寝ようとしたわけでないんだけどな…と思いながらも女の子には流されてしまう私は、お姉さんの言う通りお姉さんを一方的に攻めて、お姉さんが満足するまでコトを行いました。

 

 

終えてからは、疲労感だけが湧き上がってきて楽しいとかそんな感情は一ミリもなく「私は何で好きでも付き合ってもいないお姉さんをヤッてしまったんだろう…一回ヤってしまったからもう普通の友達でいれないし、もう会いたくない…」

 

っと自分の中で思ったのです。

 

それからというものの、お姉さんからの夜の誘いは全て濁しながらも断り、連続的に「会いたい」と連絡が入っていることが怖くなりお姉さんとは連絡を切りました。

 

それから2週間から1ヶ月近くに渡り

「あー、私なんで流されてヤッちゃったんだろ…何このモヤモヤ。早く忘れたい」ってお姉さんに対してではなく、性行為に対して嫌悪感を抱き始めてぐるぐると感情が渦巻いておりました。

 

「好きな人との行為だったらこんな嫌な気持ち、行為に気持ち悪いって思わないのかな…でももしヤって、またその相手ともう会いたくないってなったらどうしよ、好きだからこそ性行為っていうあんなことしたくないな…」

って、気付いたらこんな風に思うようになりました。

 

たぶん、好きな人との行為じゃないから

「性行為ってこんなに疲れるし、作業でしかないように思うし、最中も終わってからも楽しくない、性行為なんてしたくない。服も脱ぎたくないし…性行為に魅力を感じない」

と思うようになってしまったんだと考えております。

 

それと実はもう一つ、原因とも言える幼い頃の記憶も関係していると思うんです。

 

当時5.6才だった、何に対しても無知な私。

 

その頃は家族4人で寝室で川の字になって母の隣で寝ておりました。

 

深夜に何故か一瞬だけ目が覚めてムクッと起き上がり、父と母が寝てる布団に顔を向けると父と母が全裸になって抱き合っている光景を直視したのです。

 

そこで幼い私は布団は寝るとこなのに、なんで起きて裸になって二人で一緒にいるんだろ…

っとここまで明確にこんな感情を抱いたか記憶は定かではありますが、これはハッキリと覚えています。

 

「ママ達何やってるの?」

 

父と母は慌てた様子でまだ夜だから、早く寝なさいと寝かしつけられたということまで覚えています。

男女の性行為と言われると、親達の当時の光景が脳裏に浮かんでしまうのです。

 

時は経ち、性教育もセックスの定義もよく分からないまま成長した私は、女性の性について知ってから一気に興味関心を持ちました。

 

女の子となら性行為をしたい!女の子食べたい!ってなってた18.19歳のころから一変…

 

21歳ぐらいには「好きな人と付き合っても性行為なしで付き合いたい。性行為をしてる自分を想像すると鳥肌が立つ。あんな気持ち悪いことをどうしてしないといけないんだろうか」

 

と性行為に対して、嫌悪感を示すようになりました。

 

ネットで調べたら、セクシャルとして私と同じように恋愛感情は持つけども性的欲求は持たない人=ノンセクシャル と出てきたので、私と同じようなセクシャルを持った人もたくさんいるんだということを知りました。

 

私と同じ性的指向を持った人がいると分かっただけでも安心しております!

 

今回はノンセクシャルという性的指向があるって、ノンセクシャルに気付いたきっかけをお伝えしたかったわけですが上手く伝わったでしょうか?

 

まだまだノンセク寄りレズビアンとして、性に対して話したいことはたくさんあるのですが、流石にこの回は長文になりすぎたのでこの辺りで終わっておきます!

 

 

ここまで長い文章を最初から最後まで購読してくださった皆さん、本当にありがとうございます!!お疲れ様でした!!

 

ではまたです〜ノシ