*鏡の法則を読んで*
あの本、本当に素晴らしいです。
私が大事な人達、周りの人にできていない当たり前の感情が欠けていたことに気付かせてくれたんですもん。
私の欠けていた感情…それは、人に常に感謝すること。感謝することによって、何の見返りも求めずに相手のためだけを思って、相手にとってお節介にならない程度に心から相手を思いやる優しさが欠けていました。
私の本当に劣っている未熟な部分を知らない人からしたら、ちょっとは優しそうな人に見えるのかもしれませんが、それは相手を思いやる本当の優しさじゃなかったんじゃないかと今だからそんな風に思います。
今までの私なら、「私は自分を守るためなら人を平気で傷つけるなんてダメな人間なんだ。私なんていない方がいい、消えた方がいい」とマイナス思考、自分ワールド全開の私ならそう思って、何もかもから逃げ出そうとしていたんじゃないかと思います。
でも、そんな同じことをいつまでも繰り返していたんじゃ、私は歳をとっていくだけで何も変わらない。そう感じたんです。
それでね、鏡の法則を読んでなんで泣いたのかをきちんとお話ししてなかったので話させてください。
自分を責める=心の中でずっと前から誰かを責め続けている、何故だか敵対心を持ってて許せていない
ってことは前記事で話しましたね。
それが、高校の頃から愛着だったり、私が自己否定を続けてしまう根本の原因が「父の存在」だということに気がつかせてくれたんです。
ただ、その本の登場人物と遭遇を重ね合わせたいだけでしょと思われても仕方がないですが、私は個人的に本当にそう思うんです。
例えば、自分の非を認められないことや、人の大事なアドバイスを素直に受け入れれずに反発して自分を守ろうとするのは、私が子供の時から父に言われ続けた言葉も関係してるからなんです。
あ、これから書くことは私が悲劇のヒロインぶってるわけでも、父が全面的に悪いと言っているわけではありません。
なんだかんだ言いながらも、戸籍から私を抜かずにいてくれてるだけでもありがたいと思っているので。
「本当、お前は自分さえ良ければ、相手のことはどうだっていいんだな」「まあ、きぃは何回言ってもわかるわけないだろ。言うだけ時間の無駄だったわ」「〇〇(弟)の方が何にも言わなくたって、当たり前に優しくできてるだろ?やっぱりきぃはお母さんの子だ、一眼見たら分かる」
これはあくまでも一部にすぎませんが、そんな頭ごなしに否定され続けたら子供自身の自尊心が低くなるものだと、友達や本、ネットのブロガーさんの記事を読んでよーく分かりました。
とは言え、そんなことを言いながらも、家族のために自衛官として毎日働いて、生活費を稼いでくれたり、私が中学の時にあまりにも勉強しなさすぎて、最終手段で偏差値の低い私立高校に行くことになっても、なんだかんだいいながらも高い学費を出して普通科高校に通わせてくれたり、家族でいろんなところに旅行に連れて行ってくれたり、釣りで釣ってきた魚をさばいて海鮮料理を振る舞って家族を喜ばせてくれたり…小学生の時によく一緒にハムスターを飼いに行ったり、市立図書館に連れて行ってくれたこともありました。
親を比べるものではないけれど、こう考えると、もっと毒親そのもので子供を子供として見ていない父親や、家族のことも忘れて遊び回るような父親とか、とにかく厳しい親に育てられた人に比べたら、かなり恵まれた家庭だったなと振り返ります。
見方によっては私はここまで育ててくれた娘として、もっと感謝しなくてはいけないなって。
いつまでも、子供じみた感じで「父は私のこと何にも分かろうとしない」ってツンケンしてても、関係は悪いまま。
それだけではありません。今回で分かったことですが、いくら私を見捨てないし、大事にしてくれてる大切さんがずっと側にいてくれてても、愛着飢餓状態な自分はなくならないし、相手を信じることや自分と相手を大切にすることができなくて…
結局私の承認欲求の塊により、大切な人さえも振り回して、困らせ続けて、散々傷つけて、挙句の果てには一緒にいたらお互いがしんどくなってしまうから関わることすらなくなるようになる…
ということになりかねないし、マイナスな思い込みやマイナスな考え込みすぎなことは状況自体もマイナスなことを生み出すことしかないことが分かったので、
まずは自分の中の落ち着いていて、やる気あふれる時にも油断するとポッと湧き出てくる自分の立場でしか物事を考えられない''子供な私''を成熟させるために、まずは心にあるそもそもの自分を認められない原因からどうにか変えて、自尊心を高めようという考えに至りました。
自尊心を高めるには私の自己否定感、自分嫌いに一番関係性が高い''父''という存在を自分の中で許し、受け入れることでバラバラだった私の心が次第に落ち着きだし、私1人の人間としての軸がまとまっていくんじゃないかと思ったんです。
そのためには20歳に大阪で自立して以来、まともに話をしていない父と真正面から話をしてこようと思い立ったわけです。
あ、これはどんな反応をされようが、気にするのではなく、私の中にあるプラスな気持ちを父に伝えることが自尊心を固める上で重要なポイントなんだそうです。
どうだろう…私は鏡の法則を読んで、「そうか、父が全く私を認めてないんじゃない。私自身が本当は父だって、私を一応娘として心配してくれたり、大切な娘だと思っているかもしれないことに、全否定しているんじゃないか」って。
私自身が、父の性格上、不器用なのを分かってないで、弟達のように必要とされてないんだと勝手に決め付けているから、いつからか父を完全に敵対視するようになったのかもしれないなって。
だから、不器用な父ながらにも私を育ててくれたんだから、悪く思うことよりも感謝すべきことや、謝らなくてはいけないことの方が多いのではないかと、この本を読んで気付かされました。いつまでも子供時代のままの心を引きずり続けては、何も変わらないし、成長しないと思うので。
でも、やっぱり父にプラスな気持ちや何を考えて今のバイトをしているのかとか、通院してて、診断書も書いてもらったから手帳も持っていることまで言うのは、正直怖い。
いや、こういう自分を少しでも変えるためのきっかけや材料になるなら、苦手なことからいつまでも逃げていてはいけませんね。
よし、いざ明日、決戦の時…って、大袈裟ですねw
スクールが終わった後に母のご飯を食べつつ、父に正面から話に行ってきます。
私は変わりたいから、もう、いつまでも逃げません。